「シュタインズゲート」にハマってしまった

「シュタインズゲート」を観ました

始まりと終わりのプロローグ
 

 

「シュタインズゲート」を観終わりました。

ざっくりと説明すると、

偶然にも過去にメールを送れる機械を発明してしまった中二病の大学生が、バタフライエフェクト的な世界で何度も過去を改変しようともがく 

 という物語。

 

「シュタインズゲート(2011年)」が全25話

「シュタインズゲートゼロ(2018年)」が24話

さらに「劇場版シュタインズゲート」も公開され、とにかくボリューミーなアニメです。

 

で、それを観終わりました。今!

 

昨日の24時から「シュタインズゲートゼロ」のラスト4話くらいを見はじめて、今、朝5時です。

 

むっちゃ眠い。今日も昼過ぎから予定がある。

でも、それ以上に頭の中で色々な感情が渦巻いていて「これは寝れねえな、寝てられねえな」ということで、こうしてブログ書いています。

 

本当に言いたいことがたくさんあるし、文字でその魅力を言いあらわせる自信はないんですけど、あえて一言にするのなら、

 

 

 

面白かった

です。

 

いや…正直、自分でも驚いていますよ。 

日々言葉と向き合う、作家という職業をしていて

そして、この作品を見ることでこれほどまで感動しているのに、

 

 

出てきた言葉が「面白かった」て。

存在しないことの切なさ

この作品、中盤までは「過去変えられるぞ!やりたい放題じゃん!」と、明るい雰囲気が続くのですが、後半の回からはどうしようもない閉塞感と切なさが作品全体を覆い始めます。

 

それは、何度やり直しても逃れることができない不可避の死であったり、

「好きな人と互いの気持ちを確認しあった」という事実自体が消えてしまうことであったり、

「過去を変えて望んだ未来がある」という自覚がない仲間にその事実を伝え、本人にとって悪い方の過去へと変えることを承諾してもらったり。

 

そしてなにより、「シュタインズゲートゼロ」で中心となる「好きな相手が死んだ世界線で生き続けなければならない」という展開が切ない。

 

もちろん日常的なワンシーンとか、ほんわか系な瞬間もあるのですが、

しかし、より一層それが「運命」や「時間」という圧倒的な存在を際立たせているんですね。

アニメすごい

実幼い頃にテレビで見ていたものを除けば、能動的にアニメを観るのはこれが初めてです。

「シュタインズゲート」を通し、アニメの素晴らしさというか、アニメならではの表現に感動しました。

 

特に、途中の回からOP曲が2番になったりするパターンがアツい!なんてニクい演出!

 

しかもよくよく聞くと、ここまで見たからこそ分かる歌詞になってたりするんですね!

 

ドラマにもある手法だとは思うのですが、アニメの方がより作品にマッチした曲になりやすいのかなと思います。

 

ということで!

 

とにかく、シュタゲ(通の人はこうやって略します)がむっちゃ面白かったです!

僕の中では今期イチオシです!