自分に小説の才能がないのかも?と思った時、試したい3つの表現手段

なぜ小説家になりたいのか?

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作家になりたい、あわよくばそれだけで食べていきたい、と思っている方は多いはず。

 

しかし執筆をしていると「自分には才能がないのでは?」と不安に思ってしまい、素晴らしい作品が出るたびに翔さんよりも嫉妬をし、自分よりも年下の作家さんが注目されれば焦燥感にかられることが度々あるでしょう。

 

僕もしょっちゅうです。

そんな時に試してみてほしいことを紹介します。

小説だけが表現手段じゃない 

そもそもの問いになりますが、なぜ小説家になりたいのでしょうか?

多くは、「自分が頭の中で描いた世界、物語を表現したい」という欲求が根底にあるのだと思います。

 

では、それは小説でないと表現できないのか?

あなたの世界を伝えるのに最善の媒体は小説なのか?

 

表現手段は他にいくらもであるります。

それを、今一度考えてみることで見えてくることもあるかもしれません。

漫画

小説よりも漫画の方が伝えられる情報量は多くなります。工夫を凝らす余地も多く、また市場も大きい。

 

「自分は絵が描けないから。」という理由で小説家を選んだ人もいるかもしれません。いつかは漫画の原作をやりたいと密かな野望を抱えている方もいるでしょう。

 

しかし、 WEB漫画が興隆した昨今、絵がそこまで上手くなくても人気になった漫画家さんはたくさんいます。

「左利きのエレン」のかっぴーさん「ワンパンマン(原作の方)」のONEさんなど。

cakes.mu

www.tonarinoyj.jp

 ブログ

文字媒体で何かを表現するのなら、ブログも十分に創作活動の場となります。

自己啓発的内容や「今年感動した映画TOP5」のようなキュレーション記事のイメージが強いですが、半分創作の記事や、笑える文章を書いて人気になっている人も大勢います。

 

「真顔日記」の上田さんAruFaさん「ウケる日記」の水野敬也さん辺りは笑えるブログとしてとても有名。

diary.uedakeita.net

arufa.hatenablog.jp

ameblo.jp

アフィリエイトやアドセンスを絡めてみたり、ライターとして声をかけられることもあったりで、マネタイズしやすいのが特徴的。

ライブ配信

創作欲は突き詰めると「単に自分の主張を聞いて欲しいだけ」という可能性もあります。現に僕がそうです。ただ発信したい。欲望のままに直感的に発散させたい。

 

その場合、小説や漫画ではスピード感に欠ける時もあります。今まさに思っていることを、そのまま言葉に載せるなら、「話す」のが一番。

そんな時はライブ配信がオススメ。

 

最近、友人とライブ配信をしているのですが、これがなかなかどうして相当気持ち良いのです。ちなみに利用しているのは「LINE LIVE」

 

適度にコメントをくれる人もいて、その人たちに答えながら、好き勝手話す。もしこれでお金が入るなら、生きていくのも悪くない。

そんなことをも考えてしまっています。

「結局、小説が好き」となるのには大きな価値がある。

「あれ?自分って本当に小説を書きたいのかな?」と考え、別の手段が頭の中に浮かんでいるのなら、是非それを試してみましょう、

その世界に少しだけ足を踏み入れてみましょう。

 

例えば漫画で才能を発揮するかもしれないですし、最終的には「やっぱり小説だ」となるかもしれません。

 

そうなったとしても、決して遠回りではありません。

「漫画やブログを試した結果、やっぱり小説だ」と思えたとしたら、あなたの「小説を書くことへの納得感」は段違いになっています。

 

また漫画を描くことで、小説の執筆の際に具体的な映像でシーンをイメージできるようになったり、ブログによってマネタイズのコツを学んだりするなど、小説家活動に繋がる成果も出てきます。

 

「小説家+α」はこれから重要なキーワードになります。心が揺れ動くものが身の回りにあれば試してみましょう。